★対クライアントに対する説明責任の大切さ★
クライアントとショップ間で紛争になる事案の中には、その犬の独自の個性に対する育て方であるペットフ−ドの与え方やカルシュウム量の調整を考えた栄養バランス及び多頭で育てても良い犬かどうか、無駄吠えの多少はどうか、運動量の大小はどうか等についてきちんときめ細かい説明を省略したことから発生する場合もあります。例えばブルテリアはミニチュアブルテリアも含めて、一旦興奮してしまうと手がつけられなくなったりする傾向や他の犬との折り合いを良くするためには小さい頃から外交的にさせるなど色々な面できめ細かい説明責任があるものです。ブルテリアで散歩中に他の犬を見るとダッシュして噛みつき大怪我をさせ、噛み付いたまま離さないブルテリアを相手の犬のパ−トナ−が棒で殴ったことからトラブルになった事例もあり、他の犬との折り合いではかなり気を使わせられる犬だということもあまり知られておらず、散歩の時間をずらすなどの大変さもあるということなどもあわせて説明しておく必要があります。少々大きくなったミニチュアブルテリアを値段が安いからといって買ってしまい、最初から家で居住している犬との折り合いが悪く手が付けられずにクライアントも困り果てて暮らしている事例もあります。ショップ側は子犬が大きくなってきた焦りやあまりにも細かい説明をしてしまうと売れないのではないかという不安もあると思います。しかし、クライアントは犬の個性については素人です。何も知らずに相場より安いし、ただ単純にカワイイと買ってしまったら大変なことになることは予想されるのです。最近はショ−ケ−スの前にカ−ドを張ってその犬の性質etcを簡略化して書いてある所もありますが、そのような簡略記載のみの説明では十分ではありません。せっかちなクライアントになると安い!カワイイ!と騒ぎ、小さなカ−ドの説明など読まない場合もあるからです。犬の個性に色々と特色や問題点もある場合は、そこをきちんと説明した上でクライアントにも納得してもらった上で買ってもらうことがビジネス上重要です。そうすることによってトラブルを防止することが簡単に出来る上に「親切に細かく説明してくれた」という好印象をクライアントサイドで抱くからです。そうすればトラブルもなく再来店率もアップしてクチコミも広がります。
ビジネス戦略上からもクライアントとのトラブルを防止することを目的の1つとしたコンプライアンススピリットの所持向上に対する努力があれば「説明責任」はおのずから実施されてくるものです。従って「説明責任」を実施するためにはやはり、コンプライアンススピリットというバックボ−ンが必要です。コンプライアンススピリットを所持向上させるための具体的な方法として考えられるものは、たとえばCALマ−クの取得という方法もあります。さらに「説明責任」のバックボ−ンとなりうるCALマ−クの認証はクライアントから強力に支持されていく性質を持っています。